ロト7のキャリーオーバーとは|1等が出ない回はどうなるか
最終更新日:2026年8月13日
ロト7で1等が出ない回は、めずらしいことではありません。くじ手帳が持っている直近119回の抽せん結果では、そのうち56回――およそ2回に1回で1等の当せん者が出ていません。では、その回の1等の賞金はどこへ行くのか。12億円という金額はどうやってできるのか。実際の繰越金の数字を4回ぶん追いかけて説明します。
1. ロト7の基本
| 1口の金額 | 300円 |
|---|---|
| 選ぶ数字 | 1〜37の中から異なる7個 |
| 抽せん日 | 毎週金曜日(年末年始を除く) |
| 1等の当せん金 | 最高7億円 キャリーオーバー発生時は最高12億円 |
2等以下の当せん金も固定額ではなく、発売額とその回の当せん口数によって毎回変わります。
2. キャリーオーバーが起きる条件は2つある
「1等が出なかったとき」だけだと思われがちですが、実際にはもう1つあります。公式に案内されている条件はこうです。
当せん者がいない等級の当せん金総額、および1口あたりの当せん金があらかじめ定められた最高額を超えた場合の超過額を、次回号の1等当せん金に繰り越します。
つまり、
- 当せん者が出なかったぶんの賞金 → 次回へ
- 当せん者は出たが、1口あたりが上限(12億円)を超えていたぶん → その超過額も次回へ
2つめが分かりにくいところです。1等が出て12億円が支払われた回でも、キャリーオーバーがゼロにならないことがあります。次の実例がまさにそれです。
3. 4回ぶん、実際に追いかけてみる
第686回から第689回までの繰越金の動きです。金額はいずれも各回の発表時点のものです。
| 回 | 抽せん日 | 1等 | 繰越金(発表時点) |
|---|---|---|---|
| 第686回 | 2026年7月17日 | 該当なし | 380,135,765円 |
| 第687回 | 2026年7月24日 | 該当なし | 840,886,345円 |
| 第688回 | 2026年7月31日 | 該当なし | 1,365,436,540円 |
| 第689回 | 2026年8月7日 | 1,200,000,000円(1口) | 727,107,220円 |
3回続けて1等が出ず、繰越金は3億8千万円 → 8億4千万円 → 13億6千万円と積み上がりました。そして第689回でついに1人が的中します。
ここで注目してほしいのは、支払われた金額がちょうど1,200,000,000円だということです。半端な数字がまったくありません。これは、その回の1等の賞金が上限の12億円に達したことを意味します。
そして12億円を払ってもなお、727,107,220円が残って次回へ繰り越されています。前の回から引き継いだ13億6千万円と、第689回自身の売上ぶんの合計が12億円を上回っていたためです。上限を超えた分は、上のルールどおり次の回へ送られます。
「12億円ちょうど」は珍しくありません。直近119回のうち1等が出たのは63回で、そのうち8回がちょうど12億円、10億円以上だった回は20回ありました。金額がきれいな数字のときは、たいてい上限に張り付いています。
4. 1等が出た回の金額は、どのくらいばらつくのか
直近119回で1等が出た63回について、1口あたりの金額を見るとこうなります。
| 1口あたりの1等当せん金 | |
|---|---|
| もっとも少ない回 | 87,523,300円 |
| まん中(中央値) | 752,223,400円 |
| もっとも多い回 | 1,200,000,000円 |
下は8,752万円、上は12億円。14倍近い開きがあります。同じ「ロト7の1等」でも、キャリーオーバーの有無と、その回に何人が的中したかで金額はまったく変わります。1等が複数口出れば、その人数で分けあうことになります。
5. まちがえやすいポイント
キャリーオーバーがあっても、当たりやすくはならない
変わるのは金額だけです。1〜37から7個という条件はどの回も同じで、確率は動きません。「キャリーオーバーの回だけ買う」という買い方は、当たる見込みを上げるものではなく、当たったときの金額を選んでいることになります。
繰越金=次回の1等の金額、ではない
繰越金はあくまで上乗せ分です。次回の1等は、繰越金にその回の売上から作られる賞金を足したものになり、さらに上限の12億円で頭打ちになります。
1等が出れば必ずゼロに戻る、わけでもない
第689回のように、12億円を払ってなお7億円以上が残ることがあります。逆に、繰越金が少ない状態で1等が出れば0円に戻ります。第685回(2026年7月10日)は1等が1口出て395,865,900円が支払われ、その回の繰越金は0円でした。上の表の第686回で3億8千万円から積み上がり直しているのは、そのためです。
2等以下も毎回変わる
第689回の2等は9,453,700円(7口)でしたが、第687回は13,731,000円(4口)でした。当せん口数が少ない回ほど1口あたりは大きくなります。
買った回の結果、あとから全部たどれますか?
番号を登録しておけば、抽せん後に自動で照合されます。
くじ手帳はロト7の当せん番号が発表された時点で、記録しておいた番号と自動的に照合します。キャリーオーバーの金額も回ごとに残るので、「あのとき積み上がっていた回」をあとから見返せます。宝くじ6種類とtoto・BIG系9種類、あわせて15種類を1つの帳簿にまとめられます。
※本アプリに購入機能はありません。記録と照合のためのアプリです。