ロト7のキャリーオーバーとは|1等が出ない回はどうなるか

最終更新日:2026年8月19日

ロト7で1等が出ない回は、めずらしいことではありません。第1回(2013年4月5日)から第690回(2026年8月14日)までの全690回のうち、355回――51.4%、半分以上の回で1等の当せん者が出ていません。1等が出ないまま8回続いた時期もあります。では、その回の1等の賞金はどこへ行くのか。12億円という金額はどうやってできるのか。実際の繰越金の数字を4回ぶん追いかけて説明します。

1. ロト7の基本

1口の金額300円
選ぶ数字1〜37の中から異なる7個
抽せん日毎週金曜日(年末年始を除く)
1等の当せん金最高7億円
キャリーオーバー発生時は最高12億円

2等以下の当せん金も固定額ではなく、発売額とその回の当せん口数によって毎回変わります。

2. キャリーオーバーが起きる条件は2つある

「1等が出なかったとき」だけだと思われがちですが、実際にはもう1つあります。公式に案内されている条件はこうです。

当せん者がいない等級の当せん金総額、および1口あたりの当せん金があらかじめ定められた最高額を超えた場合の超過額を、次回号の1等当せん金に繰り越します。

つまり、

  1. 当せん者が出なかったぶんの賞金 → 次回へ
  2. 当せん者は出たが、1口あたりが上限(12億円)を超えていたぶん → その超過額も次回へ

2つめが分かりにくいところです。1等が出て12億円が支払われた回でも、キャリーオーバーがゼロにならないことがあります。次の実例がまさにそれです。

3. どれくらいの頻度で起きているのか

全690回のうち、キャリーオーバーがあった回は473回。全体の68.6%にあたります。 ロト7では、繰越金がある状態のほうが「ふつう」です。

ロト7 全690回(2013年4月5日〜2026年8月14日)
1等の当せん者が出なかった回355回(51.4%)
1等が出ないまま続いた最長8回連続
キャリーオーバーがあった回473回(68.6%)
繰越金がもっとも大きかった回36億9,751万円

なお、下の金額の話は直近119回だけで見ています。ロト7の1等当せん金の上限は 制度として過去に変更されているため、期間の違うものを混ぜて平均や中央値を出すと実態からずれます。 「1等が出たかどうか」は制度変更の影響を受けないので全690回で数え、 「いくらだったか」は同じ条件の期間で見る、という分け方をしています。

4. 4回ぶん、実際に追いかけてみる

第686回から第689回までの繰越金の動きです。金額はいずれも各回の発表時点のものです。

ロト7 第686回〜第689回の1等と繰越金
回抽せん日1等繰越金(発表時点)
第686回2026年7月17日該当なし380,135,765円
第687回2026年7月24日該当なし840,886,345円
第688回2026年7月31日該当なし1,365,436,540円
第689回2026年8月7日1,200,000,000円(1口)727,107,220円

3回続けて1等が出ず、繰越金は3億8千万円 → 8億4千万円 → 13億6千万円と積み上がりました。そして第689回でついに1人が的中します。

ここで注目してほしいのは、支払われた金額がちょうど1,200,000,000円だということです。半端な数字がまったくありません。これは、その回の1等の賞金が上限の12億円に達したことを意味します。

そして12億円を払ってもなお、727,107,220円が残って次回へ繰り越されています。前の回から引き継いだ13億6千万円と、第689回自身の売上ぶんの合計が12億円を上回っていたためです。上限を超えた分は、上のルールどおり次の回へ送られます。

「12億円ちょうど」は珍しくありません。直近119回のうち1等が出たのは63回で、そのうち8回がちょうど12億円、10億円以上だった回は20回ありました。金額がきれいな数字のときは、たいてい上限に張り付いています。

5. 1等が出た回の金額は、どのくらいばらつくのか

直近119回で1等が出た63回について、1口あたりの金額を見るとこうなります。

 1口あたりの1等当せん金
もっとも少ない回87,523,300円
まん中(中央値)752,223,400円
もっとも多い回1,200,000,000円

下は8,752万円、上は12億円。14倍近い開きがあります。同じ「ロト7の1等」でも、キャリーオーバーの有無と、その回に何人が的中したかで金額はまったく変わります。1等が複数口出れば、その人数で分けあうことになります。

6. まちがえやすいポイント

キャリーオーバーがあっても、当たりやすくはならない

変わるのは金額だけです。1〜37から7個という条件はどの回も同じで、確率は動きません。「キャリーオーバーの回だけ買う」という買い方は、当たる見込みを上げるものではなく、当たったときの金額を選んでいることになります。

繰越金=次回の1等の金額、ではない

繰越金はあくまで上乗せ分です。次回の1等は、繰越金にその回の売上から作られる賞金を足したものになり、さらに上限の12億円で頭打ちになります。

1等が出れば必ずゼロに戻る、わけでもない

第689回のように、12億円を払ってなお7億円以上が残ることがあります。逆に、繰越金が少ない状態で1等が出れば0円に戻ります。第685回(2026年7月10日)は1等が1口出て395,865,900円が支払われ、その回の繰越金は0円でした。上の表の第686回で3億8千万円から積み上がり直しているのは、そのためです。

2等以下も毎回変わる

第689回の2等は9,453,700円(7口)でしたが、第687回は13,731,000円(4口)でした。当せん口数が少ない回ほど1口あたりは大きくなります。

次のロト7、キャリーオーバーはいくら?

開催回ごとの繰越金と当せん結果をアプリで確認できます。

買った番号を登録しておけば、結果発表後に自分の券も照合。あの回はいくら繰り越されていたか、購入記録と一緒に振り返れます。

くじ手帳でロト7を見る

いつも買う番号があるなら、過去の抽せん結果で何回当たったか調べることもできます。

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